過変調・1パルス制御技術

technical information

過変調・1パルス制御とは、インバータの電圧利用率を最大限に高めるために有効な手段の1つです。
制御としては難易度の高い技術ですが、スマックの制御技術を用いれば、台上試験などにおける過変調・1パルス制御を容易に実現できます。

写真:ユニバーサルインバータドライバ

自動弱め磁束制御

変調度が1.0以下のノーマル変調領域では、電流振幅と位相による制御のため制御の自由度に幅がある一方、1パルス制御では制御パラメータが電圧位相(電圧進角)のみのため通常の制御では制御困難です。

写真:ユニバーサルインバータドライバ

本自動弱め磁束制御では、電流指令値の振幅が電圧制限楕円に沿って制御されるため、 1パルス制御時の電圧位相制御を意識することなく電流指令値に対する所望のトルクを出力することができます。

同期PWM制御

同期PWM制御は各相の電圧オフセットを解消することはもちろんのこと、電圧位相制御にも用いられます。

写真:ユニバーサルインバータドライバ

S2C操作アプリケーション

上記制御において、インバータ制御ソフトであるS2Cアプリケーションを使用すれば、ユーザは上記制御を意識することなく感覚的な操作で過変調・1パルス制御を操作できます。

写真:ユニバーサルインバータドライバ

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